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[事務所/盗聴]警察署の電源タップに盗聴器仕掛けられる(愛知県)
- 事務所・オフィス
- 2016/01/05
よりによって警察署内に、盗聴器が仕掛けられるという事件が愛知県で起きました。警察官しか入室しない部屋なので、愛知県警は内部犯行の可能性もあるとみて調べています。
盗聴器が仕掛けられていたのは、名古屋市の愛知県警北署の執務室です。2015年12月上旬に、盗聴用の不審な電波をが同署の外で流れているのを、テレビ局の関係者が偶然受信し、話の内容から、署内に盗聴器が置かれているのではないかとみて同署に通報しました。
警察関係者によると、盗聴器が仕掛けられていたのは北署の庁舎内の一室でした。この部屋で使われていた、複数の差し込み口があるプラグ型の電源タップの内部に仕込まれていました。県警は、この部屋がどのような業務に使われているかは明らかにしていませんが、警察内部の人間が設置した可能性が高いとみて調べています。同県警は他にも盗聴器がないか、県内の全署で一斉点検を進めています。
警察署内で盗聴とは穏やかではありません。容疑者の割り出しなど捜査上の秘密で、外部には出せない情報が漏れる恐れがあるだけでなく、個人情報が漏れたりして社会問題化する可能性もあります。事実、盗聴が分かったのは部外者が聞いた不審な電波だったのですから。警察関係者が内部犯行の可能性を示唆していることから、盗聴器はトップシークレットを扱う部屋に仕掛けられていた可能性もありそうです。
警察署内に防犯カメラというのはしゃれにもなりません。防犯カメラまではいかなくても、こうした不祥事を防ぐ必要があります。有効なのは、入退室記録を管理するシステムです。その部屋に関係する署員を限定し、権限のない署員の入室をシャットアウトするのです。入室を許された署員でも、入室や退室の時間を記録して、不審な動きに目を光らせるのです。こうしたシステムが導入されていれば、不届き者もこうした行動はできないはずです。
元記事
2015.12.10 産経ニュース
愛知県警の警察署 電源タップ内に「盗聴器」仕掛けられる 内部関係者? - http://www.sankei.com/affairs/news/151210/afr1512100023-n1.html
愛知県警北署(名古屋市)の執務室で使われていた電源タップ内に、盗聴器が仕掛けられていたことが10日、分かった。県警は他にも盗聴器がないか、県内全署で点検を進める。
盗聴器が見つかった執務室は、一般人が出入りすることは少なく、県警は内部関係者が置いた可能性もあるとみて調べている。執務室がどんな業務に使われているかは明らかにしていない。
県警や関係者によると、12月上旬に民間業者が偶然、盗聴用の電波を受信。音声の内容から、署内に盗聴器が置かれているとみて通報した。
電源タップは複数の差し込み口があるプラグ型で、いつから署内で使われていたかは不明という。
元記事
中日新聞データベース
名古屋・北署に盗聴器 警官しか入らない部屋
2015.12.10 社会面 31頁 朝刊 (全413字)
名古屋・北署の庁舎内で使用していた電源タップに、盗聴器が仕掛けられていたことが関係者への取材で分かった。愛知県警は何者かがひそかに設置した疑いがあるとみて調査に乗り出す一方、県内の全署を対象に今月、緊急点検を始めた。
関係者によると、盗聴器は複数の差し込み口が付いたプラグ型の電源タップの内部に仕込まれていた。タップは延長コードにつないで、使用していたという。見つかったのは庁舎内で署員らが業務を行っている一室で、この部屋には通常、署を訪ねた一般市民らは立ち入らないという。
最近になって、庁舎外にいた民間人が盗聴用の不審な電波が署から出ているのを偶然、確認。通報を受けて署内を調べて見つかったという。仕掛けられた時期などは、分かっていない。
県警は、盗聴器が持ち込まれた経緯や、誰が仕掛けたのかなどについて、調査を急いでいる。県内の他の警察署でも同様に盗聴器が仕掛けられていないか、不審な電源タップなどを一斉点検するよう指示した。
盗聴器が仕掛けられていたのは、名古屋市の愛知県警北署の執務室です。2015年12月上旬に、盗聴用の不審な電波をが同署の外で流れているのを、テレビ局の関係者が偶然受信し、話の内容から、署内に盗聴器が置かれているのではないかとみて同署に通報しました。
警察関係者によると、盗聴器が仕掛けられていたのは北署の庁舎内の一室でした。この部屋で使われていた、複数の差し込み口があるプラグ型の電源タップの内部に仕込まれていました。県警は、この部屋がどのような業務に使われているかは明らかにしていませんが、警察内部の人間が設置した可能性が高いとみて調べています。同県警は他にも盗聴器がないか、県内の全署で一斉点検を進めています。
警察署内で盗聴とは穏やかではありません。容疑者の割り出しなど捜査上の秘密で、外部には出せない情報が漏れる恐れがあるだけでなく、個人情報が漏れたりして社会問題化する可能性もあります。事実、盗聴が分かったのは部外者が聞いた不審な電波だったのですから。警察関係者が内部犯行の可能性を示唆していることから、盗聴器はトップシークレットを扱う部屋に仕掛けられていた可能性もありそうです。
警察署内に防犯カメラというのはしゃれにもなりません。防犯カメラまではいかなくても、こうした不祥事を防ぐ必要があります。有効なのは、入退室記録を管理するシステムです。その部屋に関係する署員を限定し、権限のない署員の入室をシャットアウトするのです。入室を許された署員でも、入室や退室の時間を記録して、不審な動きに目を光らせるのです。こうしたシステムが導入されていれば、不届き者もこうした行動はできないはずです。
元記事
2015.12.10 産経ニュース
愛知県警の警察署 電源タップ内に「盗聴器」仕掛けられる 内部関係者? - http://www.sankei.com/affairs/news/151210/afr1512100023-n1.html
愛知県警北署(名古屋市)の執務室で使われていた電源タップ内に、盗聴器が仕掛けられていたことが10日、分かった。県警は他にも盗聴器がないか、県内全署で点検を進める。
盗聴器が見つかった執務室は、一般人が出入りすることは少なく、県警は内部関係者が置いた可能性もあるとみて調べている。執務室がどんな業務に使われているかは明らかにしていない。
県警や関係者によると、12月上旬に民間業者が偶然、盗聴用の電波を受信。音声の内容から、署内に盗聴器が置かれているとみて通報した。
電源タップは複数の差し込み口があるプラグ型で、いつから署内で使われていたかは不明という。
元記事
中日新聞データベース
名古屋・北署に盗聴器 警官しか入らない部屋
2015.12.10 社会面 31頁 朝刊 (全413字)
名古屋・北署の庁舎内で使用していた電源タップに、盗聴器が仕掛けられていたことが関係者への取材で分かった。愛知県警は何者かがひそかに設置した疑いがあるとみて調査に乗り出す一方、県内の全署を対象に今月、緊急点検を始めた。
関係者によると、盗聴器は複数の差し込み口が付いたプラグ型の電源タップの内部に仕込まれていた。タップは延長コードにつないで、使用していたという。見つかったのは庁舎内で署員らが業務を行っている一室で、この部屋には通常、署を訪ねた一般市民らは立ち入らないという。
最近になって、庁舎外にいた民間人が盗聴用の不審な電波が署から出ているのを偶然、確認。通報を受けて署内を調べて見つかったという。仕掛けられた時期などは、分かっていない。
県警は、盗聴器が持ち込まれた経緯や、誰が仕掛けたのかなどについて、調査を急いでいる。県内の他の警察署でも同様に盗聴器が仕掛けられていないか、不審な電源タップなどを一斉点検するよう指示した。
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